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プロが教える 面接攻略マニュアル

面接3つの心がけ


面接では「聴く」ことを心がける

面接では、会社側の「求人ニーズ」を把握しなければいけません。
1) 実績・経験などの過去の事実に重きを置いているのか
2) 人間性や能力といった可能性が重要なのか
といったことを把握するとともに、自分の力量がその要件を満たしているのかどうかを目算する必要があります。

こうしたポイントを把握したうえで、会社側のニーズに応える人材であること、求められている職務遂行能力があることを示し、会社側のあなたへの依存度を高めるように全力を傾けるのです。

こうしたことをふまえると、面接の場で最も重要なのは「聴く」ことだといえます。「耳」に「十四」の「心」で「聴」という字になります。十四の心で注意深く耳を傾けましょう。質問の意図をつかむには、それくらいの注意深さが必要です。
面接担当者は、あなたの応え方をとおしてコミュニケーション能力をチェックしています。
質問を的確に把握していないと、答えのピントもずれてきます。的外れな答えでは、ビジネスパーソンとしての資質が疑われます。
面接では、「話すより聴くこと重視」です。


面接はプレゼン 独りよがりにならないように

面接の際に注意しなければならないのは、「あなたの発表会にしないようにする」ということです。
発表会というと、子供のピアノ、バイオリンといったお稽古ごとが浮かんできます。
発表会の主役は、舞台に立つ子供です。
子供は発表会で、喜んで主役を演じます。
しかし面接は、あなたのための発表会ではありません。
面接の目的は、あくまでも、面接担当者に「あなた」を伝え、理解してもらうことなのです。

つまり面接は、「あなた」という商品を、お客様(面接担当者)に売り込 むというプレゼンテーションなのです。プレゼンテーターであるあなたは、どれくらいアピールできているかを、お客様(面接担当者)の口調や表情で判断しなければなりません。

たとえば、質問に答えているうちに、面接担当者の表情が先ほどまでと異なってきたとします。相手の表情がおかしいと思った時点で、「このようなつもりで答えているのですが、よろしいでしょうか」と話のピントが合っているかどうか確認してください。
「続けてください」と言われれば、心おきなく話せますし、違っていれば面接担当者が、「聞きたかったことはこういうことです」と応えてくれるでしょう。わからない場合は、「たずねる」「聞き直す」を心がけましょう。
あまり何度も聞き直すと、理解力が不足していると評価されますが、質問に対してピントはずれの応答をするくらいなら、聞き直したほうがまだマシです。話のピントがずれたら、その時点で、次の面接はないものと思わなければなりません。


聞かれていないことは話さない

要は、「面接担当者のニーズに合わせる」ということです。面接担当者に興味がないことは長々と話してはいけません。
たとえば、事前に応募条件を確認して企業のニーズを予測し、それに対する準備をしたとします。しかし、実際の面接では予測とは異なったことが企業のニーズの中心であると感じられるような場合です。

あなたとしてはせっかく準備したのですから、そのことを話したいのは山々でしょうが、それについては話しません。
面接の話題については、社内で「この点については必ず聞くように」「この経験があるか確認するように」等々、事前に協議されているのが普通です。面接担当者は、上司あるいは次の採用・面接担当者に求職者についての報告をする場合、その点をポイントとして説明するのです。

面接担当者があなたを選んだ理由を次の担当者にスムーズに説明できるよう、面接では相手のニーズに合った話題を、順序立てて話すことを心がけてください。


次回予告
第9回   面接で不評を買うのはこんな人

出典: プロが教える「ほしい!」と言わせる転職バイブル
株式会社 パソナキャリア 代表取締役社長 渡辺尚著
あさ出版